今回の活動は「かかしつくり」で、8月10日、30日に実施しました。
8月30日については、「宍塚大池のお知らせ」で参加者を募集していましたので、学校生以外の6家族も参加し、2日間あわせて 31家族、子ども49人、大人45人、スタッフ3人でたくさんのかかしを田んぼにたてることができました。
当日は竹を使った作業で広いスペースが必要でしたが、木陰で実施しました。
暑いので作業は木陰で
かかしに使う竹は、事前に切り出して、です。学校生は年間スケジュールの中でイベントの担当があるのですが、担当の皆様、暑い中での準備作業、ありがとうございました。
事前に竹を切り出して
具体的にどう作るか、文字で説明するのは難しいのですが、竹に切り込みを入れて、縦棒を身体の軸に、横棒を肩、腰として組み合わせて、シャツやズボンをはかせます。この竹を切る作業ですが、普段はノコギリを使う機会はないこともあってか、子供達は夢中でやっていました。
竹に切り込みを
下の写真のように切り込み口を噛み合わせるのですが、この切り込み口を作るのに竹を叩く必要があり、これも気分爽快!なのか、夢中でやっています。
切り込みと切り込みを噛み合わせて縛る
頭の部分は事前に新聞紙などを丸めてビニール袋に入れて、布で包んたものを使います。顔はお絵かきタイムでそれぞれの個性が出てきますね。
新聞紙を丸めて布で包んだ頭
続々とかかしが誕生し、たんぼへと移動します。
完成!
8月はとても暑かったですし、実った稲穂が食べられないように、と大変な役割ですが、これからしばらくの間、かかしには田んぼを見守ってもらいます。
暑いなあ
イネの花の観察も8月の課題とのことでしたが、猛暑の中、その為だけに集まるのもたいへんなので、今年は、よく花をみないうちに、もうほぼ咲いてしまったようです。
ちなみに、イネの花はそれぞれ開くのが午前中の短時間でなかなか見るチャンスが少ないようで、花びらはなく、雄蕊とめしべが緑のふたのようなものが開いた中から現れ、風で受粉するとすぐにそのふたが閉じてしまうとのことでした。
8月10日のイネの様子
写真の通り、田んぼがとても賑やかになりました。ぜひ散歩方々見に来てくださいね。
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