2026年7月24日金曜日

6月の田んぼの学校

6月に入って雨がたくさん降ったので、水不足は解消。

苗代のまんげつもちの苗はとてもよく育ったまま残っているし、5月に植えられなかった田んぼ1枚に6月14日に子ども1人、大人4人で追加の田植えをしました。 


次々と草が生えてくるので6月は草取りです。

雨天で延期した日もあり、参加できない家族もありましたが、6月6日、13日、21日、28日に実施しました。

参加者は11家族、子ども13人、大人13人が参加しました。

2台の除草機(田車)を子どもたちが上手に使ってくれたので、どの日も1時間ちょっとくらいの時間で、草取りを終えることができました。

6月28日には、どろんこ大好きの2人の子が四つん這いで田んぼの中を這いまわって除草してくれて大助かりでした。

1週間たつともう雑草いっぱい。除草剤普及前の稲作りのたいへんさが実感しました。


毎回、作業後には、雑草と生き物の観察学習をしました。

ぬいてもぬいてもどんどん生える植物がコナギです。

水田の中以外には生えていません。

最初は細ながい葉っぱが次第にハート型になり、一面にはびこります。

畔にも田んぼの中にも、根っこを出しながらどんどん伸びていくのがイボ草とミゾソバ。

稲に似て大きく育って困るのがヒエ。

ヒエを稲と見分ける特徴を毎回学びました。

動物では、5月にはたくさんいたカエルが減り、おたまじゃくしが見られるようになりました。

コオイムシは5月より減りました。

大雨のあとの6月28日には水カマキリが初登場しました。

7月からはしばらく田んぼの中には入らず稲の成長を外から見守ります 。






2026年7月1日水曜日

さなぶり

地元伝統の、田植え終了のお祝い行事です。

5月31日に11家族とスタッフ、子ども19人、大人22人、合計41人が参加しました。

さなぶり係の5家族の親子が9時半に集まり、垂れ幕作りと昼食の料理をしました。

垂れ幕は子どもたちが分担して4枚の障子紙に墨汁で言葉をかき、絵も加えました。

料理は、田んぼの学校で秋に収穫した赤米「紅染め餅」の玄米入りのすし飯に具材を乗せる簡単ちらし寿司と豚汁です。

卵を割ったり、鍋で炒り卵を作ったり、蒸し鶏や、海苔をビニル袋に入れて外から揉んで細かくするなど、子どもたちが活躍しました。


11時ごろ係の子たちは、田んぼの縁に設置した垂れ幕の前でリハーサルをしました。

初めて参加した緊張気味の子には、年上の子が助けを出してくれて、皆が大きな声で言えるようになりました。


昼前に全員集合したところで、田んぼの縁で「さなぶり式」をしました。

地元の伝統に従い、36本のイネの苗を載せた箕を子どもたちが捧げ、田んぼにお供えします。

そしてさなぶりの言葉を係の子たちが述べ、垂れ幕に書いた言葉を係の子たちのリードで全員で唱えて「式」は終了。


木陰の食事場所に移動して、昼食会をしました。みんな食欲旺盛。

およそ食べたところで、デザートのスイカです。子どもたちは、どれが大きそうか、しっかり選んでいました。

食べ終わった子は、シーソーや丸太歩きなど、遊びも始めましたが、おかわりする人たちもいて、用意した食べ物全部食べ切ったところでご馳走様。

係の人たちは井戸で鍋を洗ったふいたり、最後まで片付けして解散しました。

今年から参加した家族も親しくなれるよい機会になったと思います。





2026年6月19日金曜日

芋の苗の植え付け

 5月24日の夕方、田植えを終えた5家族子ども12人大人10人スタッフ1人がつるぐみ農園に集合して、狩野さんの指導のもと、狩野さんが準備万端、整えてくださった黒マルチをした畑にさつまいも(べにはるか)の苗を植えました。

準備段階では雨不足で土が固くたいへんだったそうですが、幸い前日に雨が降り多少土が柔らかくなっていました。

棒を斜めにさして、その穴に芋の茎を差し込んで押さえます。どの家族も親子で協力してどんどん植えていきました。秋の収穫とおいしい焼き芋が楽しみです。







2026年6月5日金曜日

田植え

5月23・24日に、のべ14家族 子ども25人 大人25人、スタッフ4人が参加しました。

自分の名札を付けた持ち帰り用のイネを道の近くに植えたあと、田んぼの縁近くに印をつけた綱2本を平行に張り、その綱に直角になるように、印をつけた綱を2人の大人が移動しながら、印のところに苗を植える方法です。

 今回は、観察路から遠い1枚の田んぼの田植えは水不足のためにあきらめ、井戸に近い田に苗代で立派に育ったマンゲツモチの苗を植え、その隣の田んぼは水がまだ不足気味だったので、手前の方だけに紅染め餅の苗を植えました。
あとで、スタッフが、苗床を作って育てたわら細工用のイネも小さな田の奥に植えました。









2026年6月2日火曜日

しろかき

2回参加した人も合わせて、のべ16家族、子ども30人、大人26人、スタッフ10人が参加しました。

4月に農家に小型耕運機で耕していただいた子ども田んぼに水をいれ、土の塊や稲の株の残り、草などを踏み込んで平らにします。

それから肥料にする米糠をまきながら、踏み込んでさらにレーキなども使って平らにする作業です。

子どもたちは泥のケーキを作ったり、4日には泥の中を走る競争もしました。

毎回、生き物探しを楽しみ、卵塊を後ろに抱えたコモリグモ、たくさんのヌマガエル、アマガエル、ウシガエルの子、シュレーゲルアオガエルの卵塊、ヒメゲンゴロウ、コオイムシ、ケラなどを見つけました。

これまで見たことのなかった、トガリアシナガグモ、ナガヒョウタンゴミムシ?も見つかりました。

プラケースに入ったカエルたちは、日誌をかくときに皆でよく観察しました。ヌマガエルがなぜ、アマガエルやシュレーゲルアオガエルのように、ケースのへりをよじのぼれないのか、足の指で理解できました。


昨秋から春までの雨不足で大池の水位が回復せず、5月2日以後ほぼ雨が降らず、スタッフの大浦さんが、井戸の手押しポンプをこいだり、水路をせき止めてポンプアップして水の確保に努めましたが、しろかきの実施を予定していた5月16日までに3枚の田んぼ全部のしろかきは完成できませんでした。


 

  

 







2026年5月15日金曜日

たねまき

4月19日に集まって、まず、植物の種について学習をしました。

種は生きている、動物の卵みたいなもの、温度も必要なこと、よい種は重いことなど。

それから、自然農田んぼ塾の逢坂さんが用意してくださった苗代に移動し、逢坂さんの指導のもと、順番に、家族ごとに割り当てられた場所に稲籾をまきました。

さいごに、板で種を抑え、ネットをかけました。

待ち時間に子どもたちは、スズメの鉄砲で草笛をふいたり、泥をこねて山を作ったり、おだんごを作ったりして遊びました。

今回は泥の中に転ぶ子も泣く子もなく、みな元気に種まきにとりくむことができました。

井戸で足を洗ってから再度机の回りに座って、よい種もみをより分けるために生卵を使って塩水の濃度を調整することなどの学習をしました。

自宅で発芽させるための種もみと発芽の状態を観察する課題が渡され、最後に日誌を書きました。


白いウワミズザクラの花が美しく、タンポポやからし菜も花盛り、モンシロチョウやイトトンボが飛びかい春を満喫できる種まき日和でした。

11家族、子ども17人、保護者15人、スタッフ4名の参加でした。






2026年5月13日水曜日

2026年度開校式

あちこちの桜満開の4月4日、田んぼの学校の開校式を行いました。

小雨模様の中、天気予報も安定しませんでした。

受付場所のファーマーセンター前に皆が集まってみると、なんとかそのまま屋根の下でできそう、ということで、多少窮屈でしたが、雨音を聞きながらの開校式となりました。


今年度は16家族が参加を申し込み、そのうち11家族子ども22人、大人8人、スタッフ6人(高校生1人含む)総勢46人の参加です。

理事長の森本さんが、この里山全体について、校長の嶺田さんが田んぼを作る意味について語り、そのあと、継続する子たちから発言してもらいながら、事務方の阿部が、活動内容や、危険防止の注意などを説明しました。 


参加家族ごと自己紹介をしました。小学2年生のIさんは、特技のあやとりを披露してくれました。虫など、生きもの好きの子どもたちが多い様子ですが、期待に応えたのか、ヤモリ君がその場に登場してくれました。


最後に、嶺田さんから、今、日本では農家がどのくらいの数なのか、何粒の稲の種からご飯一杯分のお米がとれるか?という質問が出されました。

この数十年の間に農家の数が激減したこと、ご飯一杯分のお米は稲籾5,6粒分から実ってできる、というすぐれた作物であることが分かりました。


雨が激しく降り、空模様が不安定で気温も低めだったので、現地見学は次回に回して子ども田んぼの場所だけ見て解散しました。