田んぼの観察会は、宍塚の会の定例行事としても開催されたのですが、田んぼの学校の子供達のために、5月13日、ときおり雨も降る午後、2回にわけて行いました。田んぼの観察会は、里山の外の田んぼを観察に行きました。12家族、子供21人、大人14人、スタッフ4人が参加しています。
いつもは里山の田んぼに集合ですが、今日は情報館に集合です。傘やカッパがカラフルですね。
雨、どうかなあ
最初に見たのは、お米の田んぼではなく、れんこんの田んぼ(という言い方でよいのでしょうか)です。
この一面を覆っているのは、ほとんどがアオウキクサ(種子植物)で、一部にオオアカウキクサ(シダ植物)になります。同じ浮き草でも、種子植物とシダ植物が混在しているんですね。
そして、ちょうど田植えが終わった田んぼを見に行きました。この時期は稲が伸びていないので、水が鏡になっているのも美しいですね。
綺麗に田植えがしてあるね
ほとんどの田んぼは機械で田植えをするので、どうやって植えているか、その理由などについて説明がありました。
田んぼには水が豊富にありますが、水路についてもお話しがありました。宍塚は大池から水が流れてきますが、里山の外の田んぼは水路や地下水をくみ上げて水を引きます。水路の高さを調整して、田んぼに水を入れる水路、田んぼから水を出す水路、地下から水をくみ出すポンプなどを観察しました。地下水が豊富だと、ポンプがなくても、管を地中に刺すだけで水が湧き出たりもするようです。
水が湧いている!!
残念ながら、耕作放棄されている田んぼもあり、そういった田んぼについても話を聞きました。雑草だけでなく、木が生えているところもあり、米作りをやめてしまうと、田んぼに戻すのは難しい印象です。
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