12月18日、宍塚公民館をお借りして8時半からと10時半からの2回にわけて実施しました。幸い天気がよく、戸外で水を使う藁たたきも、こごえずにやることができました。
コロナ流行が止まず、そのための欠席者もあって、今回は、前半後半あわせて、11家族、子ども15人、大人15人、講師3人+スタッフ4人での実施となりました。
まず、しめ縄作りに挑戦です。夏に収穫した藁細工用イネを、100本数え、3つの束にして、水につけたあと木槌などで軽くたたきしっとりとさせます。その3束をそれぞれねじりながら、しめ縄を作りました。
親子で、根本を抑えたり、束をねじったり、それをあわせたり、けっこう力もいります。撚り合わせる方向がなかなか定まらず、講師の先生の力を借りて直したりしました。麻ひもで先の方を撚りが戻らないように結び、はみ出した藁の先を鋏で切って、ごぼうまきという形の注連縄完成です。これを丸くして、合わせたところに飾りをつける注連縄の形もあり、それを作った人もいました。
縄ないにも挑戦しました。2,3本ずつの稲藁を、2束、手のひらをすりあわせるようにして回転させてより合わせていくのですが、こつをつかむまでがなかなかです。でも、上手にできるようになった子もいました。また、イネ藁で星の形のクリスマス飾りを作った子もいます。
縄、しめ縄は水でぬらしてしなやかにした藁を使いますが、こちらは曲がるといけないので、ピンとした、イネの穂の茎を使って作ります。特に教えないでも、見本と、説明の図をみるだけで、子どもたちは次々と作っていました。
講師の先生が半紙で御幣も作ってくださったので、しめ縄に3つ下げた親子もいました。もうすぐお正月という気分になりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿