2020年7月25日土曜日

2020年7月19、24日の活動記録 〜生きもの調べ〜

今年は梅雨が長く、イネの生長にも影響がありそうですが、私が参加した24日は青空もあって、暑すぎず、という感じでした。この時期になると、空が水面に映って、ということもなくなって、イネの力強さを感じます。
7月24日の田んぼ
今回の活動は生きもの調べで、直接、田んぼに入っての作業ではないですが、田んぼの周りにはどんな生きものがいるのかを、実際に採集して調べる、といったものです。19家族、子ども29人、大人26人が参加しました。講師は宍塚の会の副理事長の森本信生さんです。

前半は陸上で活動。バッタ、カマキリ、カエル、クモ、トンボ、ヘビなどなど、数え切れないくらいの生きものがいて、それぞれがお気に入りの生きものを追いかけています。
井戸の近くの原っぱ
目当ての生きものや、珍しい生きものがいると、子供達は集まります。
「いた!」「何がいた?」
見つけた生きものは、みんなで見せ合って、時には図鑑で調べたり。
イオウイロハリシグモやアカガエル

カマキリの抜け殻を見つけた子もいました。
カマキリの抜け殻

次は、水辺の生きもの。田んぼに入って捕まえたり、網で泥をすくって、その中に何かいないかゴソゴソと。採集活動が終わったら、集まって何が採れたか確認です。カエル、ザリガニ、タニシ、オケラ等々。
何が採れたか確認

あっという間の2時間でしたが、子供達はとてもいい顔をしていました。今日は4連休だったからか、パパの参加率も高く、子供と一緒に生きものを追いかけたり、パパの子供の頃の話をしたり、皆さんいい時間を過ごしていたような雰囲気でした。田んぼではひまわりも力強く子供達を見守っていましたね。
ひまわり

2020年7月6日月曜日

2020年6月20、21日、6月27日の活動記録 〜草取り〜

田植えも終わり、稲も育っていますが、今回の作業は「草取り」です。田んぼには、当然ながら、稲以外にも草が生えてきますので、イネがしっかり育つように、雑草を抜きます。6月20日、21日、27日で計5回実施し、16家族、子ども33人、大人23人 スタッフ3人が参加しました。雑草ほぼすっかり採り終え、最終日には、苗を植えた列の抜けたところや、まだうえられそうな端に余った苗を補植しました。多かった雑草はコナギ、イボクサ、アシカキでした。

稲とその周りの雑草

こういった雑草、大きなものは手で抜いてもいいのですが、田んぼを歩いて、雑草が小さなうちに沈めてしまいます。

草取り(田んぼ踏み)の風景

稲の間を歩くことで、土をひっくり返して、酸素を送り込むと行った効果もあるようです。また、僅かではありますが、土を踏んでいくときに「プチプチ」と、根っこがちぎれる感覚が足にあり「草取り」をやっている感じになることもあってか、結構気持ちいいです。下の写真のような手押し車で土を掘り返す機会もありましたが、泥の中で進めるのは、かなりの重作業で、歩く方が楽でしたね。

手押し車

この時期は生き物もたくさんいて、子供達も追いかけるのに夢中です。オタマジャクシ、足が出てきたオタマジャクシ、カエル、ミズグモ、ザリガニなどなど。

ヌマガエル

今日は暑かったこともあり、1時間ほどで作業は終了。終わった後には、お決まりの井戸でのお掃除。綺麗にはなるのですが、上手にやらないと、換えって濡れる、汚れる範囲が広くなる期が。そして、田んぼの水はとても温かかったのですが、井戸水は冷たくて気持ち良かったです。

井戸での水遊び

また、この時期は水面の面積が大きいので、田んぼに映る景色が綺麗ですね。私が参加した20日は梅雨の間の晴れ間で、とても気持ちよい空でした。ここのところ梅雨らしい天気が続いていますので、梅雨明けが待ち遠しいですね。

6月20日の田んぼ