2012年12月2日日曜日

2012.12.02 案山子送り

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案山子送り 名前: 阿部 [2012/12/03,16:57:41] No.393

  • 12月2日、農園付近に集まり、8月に作った案山子に感謝し、燃やして天に返す行事「案山子送り」をしました。
  • 田んぼの学校の親子が何組もが12時半ごろから集まり、サポートしてくれる会員たちと食材などの準備をしました。
  • 会場は井戸の南の広場です。焚き火の火がうまく燃えるまで、まず、子どもたちは遊び指導にきてくれた若者たちと一緒に体を動かして遊びました。
  • 2時ごろ、焚き火の回りに集まり、皆で案山子の歌を歌い、アブラハムの踊りを踊って体を温め、案山子を田んぼからぬいてきて焚き火にくべました。
  • その火に、いろいろな食材をフォイルに包んだものを子どもたちが玉いれのようになげこみました。
  • 用意したのは、さつまいも、りんご、かぶ、だいこん、みかんですが、自分でじゃがいもなどを持ってきた人もいました。
  • 焼けるまで子どもたちはくるみの木のまわりで遊びました。そして、3時ごろから焼けた食材を出してどんどんたべました。
  • ダンゴ、マシュマロも篠竹につけてあぶって食べました。へっついで暖めたお汁粉も食べました。たべおわったらもう4時前になっていたので解散しました。
  • 参加者は小学生までの子ども26人、高校生1人、大人30人(サポートの方々含め)。
  • こどもたちがあそびまわる風景、焚き火の周りにたくさんの人が集う風景は宍塚の里山にとても似合っていたと思います。


2012年10月13日土曜日

2012.10.13 脱穀唐箕もみすり

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田んぼの学校 脱穀唐箕もみすり 名前: 阿部 [2012/10/16,19:15:49] No.392

  • 10月13日 秋晴れ。
  • 9月16,17日に刈っておだにかけた稲束がすっかり乾いている。
  • 足踏み脱穀器2台を田んぼのすぐそばに設置し、オダからおろした束ごと、つぎつぎに脱穀していった。
  • 小さい子にはなかなか難しい作業で、束ごと持っていかれたりする場面もあったが、ベテラン男性たちがつきっきりで助けてくれたので、事故もなく、作業が進んだ。
  • 脱穀しきれなかった稲から米粒をしごいてはずす、束のひもをほどいてわらをつみあげるなどの作業も分担して行った。
  • 古い脱穀機なので、途中で1台のペダル?が折れてしまうアクシデントがあったが、角材を切って修理し、無事のりこえることができた。
  • 籾がたまると米袋に入れ、農園小屋の前に設置した唐箕による風選も開始した。リヤカーや一輪車で脱穀した籾の袋を運び、唐箕のハンドルを回したり、台にのって籾が下に落ちるようにしたりと、子どもたちが大活躍。
  • ざりがにとり、虫とりなどの遊びも仕事も、子どもたちは一生懸命。
  • 風選のすすんだ段階で、小屋の中の小形電動籾摺り機も動かし玄米に。1時から4時までがんばり、とくに後半はベテラン男性たちが足踏み脱穀器をフル回転させてくれたおかげで、脱穀を終了させることができた。
  • 隣の田んぼの地元農家の夫婦が私達の籾をみて、粒が大きく、よくできている、とほめてくださった。
  • 稲穂からお米の姿の玄米までの過程を経験することができて充実の半日となった。


2012年9月17日月曜日

2012.09.16、17 稲刈り

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稲刈り 名前: 阿部 [2012/09/21,18:39:52] No.391

  •  雨不足の夏でしたが、田んぼの学校の稲がたわわに実りました。
  • 9月16(日)、17日(月)の午前午後、4回にわけて稲刈りをしました。
  • にわか雨もふる不安定な天気でしたが、幸い作業中はたいした雨にもみまわれず、無事刈りおわることができました。
  • 鋸鎌で一株ずつ刈り、数株をひもでしばり、おだにかけました。
  • おだは男性たちが協力して、しっかりたててくれました。
  • 田んぼの地面もひびが入るくらいに乾いていたので、足がとられることもありません。子どもたちも、鎌をにぎっていっしょうけんめい稲をかりとっていました。
  • おコメの実り方を確かめるために、一株に穂がどのくらいあるか数えてもらい、一本だけ穂を持っていってもらいました。
  • その1本の穂に何粒ついているか数えるのが宿題です。今年は3本ずつ田植えしたので、3粒の種籾が何粒になっているか計算してもらおうというわけです。
  •  稲刈りをしながら地面を見ると、とてもたくさんの蜘蛛がいました。
  • 乾いてひび割れた土の間にも、蜘蛛の巣がはられています。害虫退治に蜘蛛たちは活躍してくれたことと思います。
  • チョウトンボ、アキアカネ、カマキリ、イナゴ、チョウがたくさんいて、小川を覗けばザリガニ、という状況なので、しばらくすると、虫とり、ザリガニとりのほうに夢中になった子どもたちもいました。
  • 天日干しのあと、来月は脱穀をすることになります。


2012年8月4日土曜日

2012.08.04 かかしつくり

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かかしつくり(その1) 名前: 阿部 [2012/08/10,19:19:01] No.389

  • 田んぼの学校では、8月4日午後、田んぼの奥の木陰にあつまって案山子を作った。
  • まず、家族ごとに、きりだしてあった竹を鋸で切って、骨組みを作る。頭は新聞紙を丸めてビニール袋でつつみ布をかぶせて作った。服をきせて、顔に目鼻をポスカなどで描く。
  • 魔女のお面を作ってきて使った人やひょうたんを頭にした人もいた。
  • それぞれの案山子に名前をつけて完成。みんなで運んで、田んぼの東のへりに並べて建てた。
  • 花をかかえたかかし、魔女姿、パジャマ姿でレースのベールをかぶっている女の子、腕をまげてガッツポーズしている案山子など、形も色も大きさもいろいろな案山子が12体ずらっと並び、里山に来る人たちをお迎えしているようなかんじになった。
  • 子どもたちは、竹をのこぎりで切ることがおもしろくなって、かかし用の竹切りだけでなく、「エジソンだ!」と新たな竹製品の発明をしたり、ちゃんとした花活けの作り方を教わったりして、いろいろなものを作った。
  • 大人が杭を打ち込んだりして案山子を立てている間、子どもたちと稲の様子を観察した。
  • 5月12日の田植えのときには、細く短かった苗が、太い茎たくさんの株となり、穂がでて、一つ一つの緑色の粒から白い葯がはみ出ている。花が咲いているのだ。
  • 来月には案山子に守られて、ちゃんとおコメが実ってくれることだろう。


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かかしつくり(その2) 名前: 阿部 [2012/08/10,19:20:57] No.390

  • できあがったかかしのまえでポーズをとる子どもたち


2012年6月24日日曜日

2012.06.16,17,23,24 田植え


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田植えが無事終了しました 名前: 田んぼ塾事務局 [2012/07/01,19:59:24] No.388

  • ことしの田植えは6月16,17,23,24日の4日間にわたって行いました。
  • 延べ参加者数は47名でした。
  • 初日だけ雨に降られましたが途中から雨があがり、あとの日は晴れまたは曇りで、予定通り終了しました。
  • ことしも昨年と同様、川口式不耕起栽培を実施するため、竹べらを使って地面に穴をあけ苗を一本一本植えていきました。
  • 写真は、この冬不耕起復田した田んぼに雨のなか朝紫を田植えしている風景です。


2012年5月25日金曜日

苗代の苗が順調に育っています


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苗代の苗が順調に育っています 名前: 田んぼ塾事務局 [2012/05/25,17:21:59] No.387

  • 4月21日、22日に苗代に種まきしてから1か月あまり経ち、苗が十数cmに成長しました。
  • 葉の色は緑色で葉先が立ち、元気よく育っています。また苗は約3cm間隔に整然と並んでいます。
  • 発芽率は、朝紫が約60%で、それ以外の7品種は80~90%です。
  • 朝紫の発芽率が低い原因は不明です。
  • なお、種まき前の処理は水選(水中に漬け、沈んだ種を選り分ける)のみで、催芽処理や湯温消毒など、イネにとって不要と思われる処理は省きました。


2012年5月12日土曜日

2012.05.12 2012年度の田んぼの学校がスタート

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2012年度の田んぼの学校がスタートしました 名前: 阿部 [2012/05/13,20:22:16] No.386

  •  さわやか晴れた5月12日、今年の田んぼの学校の最初の催しが行われた。
  •  午前午後あわせて、開校式、田植え、さなぶり、観察会という盛りだくさんなプログラム。
  •  開校式では嶺田校長が紙芝居のクイズのようにして、稲の種と苗のこと、田植えをなぜするのか、など、わかりやすく教えてくださった。
  • それから子どもと大人が交互になるように一列になって、田んぼに入り紐を張って、印のある場所に稲の苗を植えていった。途中からまだ植えてない所で泥につかって遊びだす子も。
  •  お昼前に、予定した場所を植え終わり、スタッフがくるみの木の下で作った
  • トン汁の昼食会。2杯、3杯とおかわりする子達もいて、最後には大なべいっぱいあったのがすっかり空になった。
  •  食後家族ごとの自己紹介。2歳から中学1年生までの子どもたちの中で1番多かったのは小学1年生。
  •  午後、子どもたちはゲンベイヤマまで歩いた。
  • チョウチョの光るさなぎ、大きなシュレーゲルアオガエル、ネコバスのような模様の蛾の幼虫などいろいろな生き物を観察。
  • 竹林では大きくなってきた筍を押し相撲のようにして倒すことに挑戦。
  • 池の下の小川ではザリガニ、カエルになりたての小さなヒキガエル、魚のヨシノボリなどを観察。
  • その間に大人たちは泥深い部分の田植えと午前の田植えの手直しを行い、田植えが無事完了した。
  •  サシバや鷺が舞い、鶯が歌う緑の里山で、子どもたちが生き生きと活動し、すてきな初日となった。


2012年5月3日木曜日

2012.05.03 イネの発芽が始まりました

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イネの発芽が始まりました 名前: 田んぼ塾事務局
[2012/05/03,16:08:09] No.385

  • 種まきから10日が経ち、苗代ではいっせいに芽が出てきました。
  • ことしはできるだけ均一にそろった苗を育てるため、約3cm間隔で種をまきました。
  • 写真はトヨサトが発芽した様子を示しますが、ほぼ等間隔に芽が出ています。
  • なお、地面近くに白く小さい突起がでているのは葉ではなく幼葉鞘という鞘(さや)で、緑色でまっすぐ立っているのが第一葉です。これから第二葉、第三葉、・・・とつぎつぎに出てきます。
  • 6月中旬~下旬の田植えまでの間、苗代で成苗になるまでじっくり育てます。


2012年4月22日日曜日

2012.04.21,22 苗代に種をまきました

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苗代に種をまきました 名前: 田んぼ塾事務局
[2012/04/23,16:54:53] No.383

  • 4月21日(土)の午前と午後、22日(日)の午前の2日にわたって苗代に種をまきました。
  • 参加者は延べ10名でした。
  • 品種は、トヨサト、ミルキープリンセス、まんげつもち、朝紫、紅染めもち、緑もち、はまかおり、神丹穂の8種です。
  • 前もって苗床の表面に3cm間隔で印をつけ、その印に合わせて種をまきました。
  • 3cmというのは、丈夫で均一な成苗を育てるのにもっとも適した間隔であると経験的に言われています。




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苗代ができあがりました 名前: 田んぼ塾事務局 [2012/04/23,17:02:40] No.384

  • 種まきのあと土を薄くかぶせ(覆土)、手のひらで軽く押さえました(鎮圧)。
  • 最後に、発芽した苗が鳥に食べられないようネットを張りました。
  • 育苗期間中に晴天が続き表面が乾燥するときは、苗床の周囲に掘った溝に水をたっぷり溜め水分を供給します。
  • 雨が多いときは、溝の水位を下げ水が苗床にかぶらないようにします。