いよいよ稲刈りです。
出張で田植えをしたつくば市山口の田んぼでは9月26日に9家族、子ども14人 大人11人 スタッフ4人で、宍塚では10月2日、3日、16日、24日にあわせて24家族 子ども35人、大人26人が参加しました。
私は出張田植えをしたので、出張稲刈り(作業については、ほぼ同じです)に参加です。
こうしてみるとかなり広くて、天気もやや心配な中でのスタートです。
まずは作業の方法について解説を聞きました。宍塚でやっている方法とは、稲を親指を上にして掴むか、下にして掴むかの違いがあり、それぞれ、メリット、デメリットがあるのでしょうけど、ここでは親指を下にして掴みます。
で、ひたすら作業です。刈る作業は手応えがありますし、目にみえて進んでいくので、子供達は一心不乱に作業を進めますが、この後の小田掛けに掛けるために束にして結ぶ作業が力や器用さが必要で中々大変でした。
刈り取った稲は小田掛けに掛けるのですが、組立作業はこれまた子供達に人気です。トンカチで杭を打つ作業が楽しいようです。
動画もアップしておきます。
小田掛けに掛ける作業も、身長によっては大変ですね。
作業が終わって、とてもスッキリしましたね!達成感があります。
教の参加者で記念撮影です。雨が降らなくて良かったですね。
この田んぼの近くには水路が流れていて、その水路で葉っぱで作った船を流したり、生きもの調べをしたり、子供達に人気でした。タイコウチ、という水生生物(タガメに似てますね)もいて、みんなでのぞき込みました。また、絶滅危惧種のシロイヌノヒゲも観察しました。
宍塚の稲刈りは、9月の気候のせいか、実るのが遅かったので、10月になってから稲刈りをしています。
昨年からサギなどの鳥ではない足跡が田んぼの中にみられるようになりました。5本の指です。ハクビシンかアライグマか。大きさなどからアライグマかな、と思いますが、何をしに子どもたちのたんぼにきているんでしょう。
16日には、農家のSさんが、谷津の中の田のコンバインでの稲刈りを終えたところだったので、コンバインの説明を子どもたちにしていただくことができました。あちこちの部分を開きながら、どのように、稲が刈り取られ、脱穀されて、藁は刻まれていくのか、教えてくださいました。コンバインの中を見る機会はなかなかないので、とてもありがたいことでした。
そういえば、つくば市郊外の田んぼで、飼料になる米の栽培をしている田んぼの収穫を見る機会があったのですが、子供達は釘付けになってみていました。
さて、この後は脱穀となりますが、私達が味わえる近づいてきますね。かかし送りなどのイベントも楽しみです。