2021年9月30日木曜日

9月19日、20日の活動〜田んぼの整備〜

9月19日、20日の稲刈り準備作業の参加者は子ども26人、保護者17人でした。

1日目は大量の栗集め、イガ集め、鎌の柄の色ぬりなど 子どもたち奮闘してくれましたが、
2日目は栗は新たに落ちたものだけだったので藁細工用の藁の整理作業も行いました。各自1束ずつ、穂を除き、「しぶ」とよばれるよれっとした葉を除く作業をしました。そのあと栗を拾いました。

9月は天気の悪い日が続きましたら、私が参加した19日は天気に恵まれました。

快晴です

田んぼの様子はこんな感じです。稲穂がたれていますが、ここのところの天候不順で、例年よりは稲刈りは遅くなりそうとのこと。案山子もしっかり見守ってくれていますね。

もう少しで収穫!

この日のメインの活動は、田んぼの溝掘りです。稲刈りに向けて、田んぼから余計な水を排水するために、畦に沿って溝を掘り、水の流れ道を作っています。これはなかなかの重労働でした。


この日の作業ですが、鎌が田んぼに残ってしまうと足を怪我してしまうため、見つけやすくするために、鎌の柄に色塗りをしました。

黄色と赤で

ほとんどの鎌は右利き用で、こちらは赤で、左利き用は黄色にしています。

あざやかな色

栗がたくさん落ちていたので、栗拾いもしました。そのままにしておくと、悪くなってしまいますので。まさしく落ちるところ!の栗は見事ですね。

落ちる前に拾って!

みんなで分けて、それぞれの家でどういった食べ方をしたか、気になりますね。我が家では、去年、収穫したもち米が残っていたので、早速、栗おこわを作って、美味しく頂きました。

皮むきは大変

さて、次回はいよいよ収穫ですね。その後は美味しい季節が待っているので、楽しみです。



2021年9月4日土曜日

2021日誌(生きもの調べ・かかし作り後半)

 

秋が近づいてきました。

イネの穂もたわわに実り、稲刈りが楽しみです。


「生きもの調べ」と「かかし作り後半」の日誌です。


風が強い日、大雨の日などは、

「かかし、大丈夫だろうか?」と心配になってしまいます。

雨の日も風の日も、

わたしたちのイネを見守ってくれる「かかし」に感謝です。






2021年9月3日金曜日

8月9日、22日の活動〜かかしつくり〜

8月1日の朝、準備作業に9家族が集まりました。

地主さんから許可をいただいた2か所から竹を切り出し、長いまま広場に運んで枝を除き適当な長さに切り揃えます。 子どもたちもびっしりと働き、短時間で目標の竹をそろえることができました。

2家族は残ってかかしを作りました。8日も準備の予定でしたが雨天中止。

9日、朝からMさん親子が竹の根元を斜めに切る作業をしてくれて、スタッフOさんと、田んぼの周りに竹杭を設置し..準備完了です。

本番のかかしづくりは9日と22日午前に行いました。

コロナ禍で自主参加企画となりましたが、併せて22家族、子ども38人、大人28人が参加しました。

私が参加したのは22日で、太陽は照りつけていなかったものの、かなり蒸し暑く、木陰での作業でしたが、たっぷり汗はかきました。

木陰で作業

最初に、切り出してもらった竹から、自分好みの竹をチョイスします。イメージとしては、胴として使うものは太めで、腕、腰で使うものは細めで、といった感じでしょうか。

どの竹にしようかな?

竹を選んだら、準備してきた古着などの袖、ズボンの長さや大きさを考えて、竹を切り出します。ノコギリを使った作業は日常的にやるものではないので、これだけでも夏の工作になりますね。


次に、腕と腰の竹と胴の竹を組み合わせます。どうやって組み合わせるかというと、それぞれの竹に下の写真のよう四角い切り込みを入れて、切り込み同士をかみ合わせます。

竹に切り込みを入れる

切り込みの入れ方は、下記の動画を参照して下さい。竹に並行に切り込みを入れて(入れすぎると強度が弱くなる、折れるから注意する)、トンカチでトントン叩くと、ぱっくりと割れます。この作業は人気です。


切り込み同士をかみ合わせて、紐でしっかりと縛ります。このときに、前開きの服でなければ、服に袖を通しておきます。

切り込み同士をかみ合わせて縛る

腕、同ともに作業をするとこんな感じに仕上がります。なお、頭は事前に準備しました。私はビニール袋に新聞紙を詰め込んで、布でくるんで顔を描く、といった感じです。子供達に「顔を描いて」とお願いしたら「へのへのもへじ」を描いていました。

そろそろ完成

それぞれのかかしに個性があって面白いですね!

かかしを持って記念写真

さて、完成したら田んぼに持って行きます。

田んぼに移動!

収穫まで、しっかりと見守ってもらいましょう!

見守り、お任せを(^^)

そして、田んぼを見ると「実るほど頭を垂れる稲穂かな」といった感じになってきましたね。

収穫が楽しみ!

新型コロナウイルスの影響もあって、作業自体はいつもより短時間になりましたが、屋外で密な感じもなく、工具類も揃っていたので、番外編として弓矢を作ったりしています。

夏の想い出づくり

収穫時期までもう少し。実りの秋を楽しみに待ちたいと思います。