2021年12月19日日曜日

2021日誌(かかしおくり)

かかしおくりの日誌です。

たくさん遊んで、たくさん食べて!

楽しいイベントでした。

日誌の絵も、楽しさあふれる賑やかな仕上がりになっています。




 











たくさんの日誌、ありがとうございました〜


来年のイベントも楽しみです!

2021日誌(稲刈り、脱穀)

遅れましたが!

稲刈りと脱穀の日誌です。

出張稲刈りに参加したこうしくん、ひろきくんが書いてくれました👏

水路の様子まで、詳しく描かれています。














次は、脱穀です。

今では珍しくなってしまった、

「唐箕」と「足踏み脱穀機」を書いてくれました👏













最後に栗拾いの日誌です。

今年は栗が豊作でしたね😊




2021年12月10日金曜日

11月28日の活動〜かかしおくり〜

28日のかかし送り参加者は 子ども44人、大人39人、スタッフ5人合計88人でした。

当日は晴れていて気持ちが良かったですね。


当日の宍塚

私は係だったので、午前中から宍塚に行って準備です。主な担当は焼き芋の準備でした。火をおこすので、そこで焼き芋をするのですが、この芋も、宍塚の畑で育てたものです。その他、リンゴ、ミカン、大根も焼きます。新聞紙やホイルで包んで準備です。


たくさんの食べ物!

お団子は、糠を除くため白米を洗ってほして、事前に、情報館にある宍塚の会が所有している製粉機で米粉にしておきました。田んぼでとれたマンゲツモチとうるち米の粉を、1:1でまぜて蒸して、あつめのビニル袋にいれて子どもたちにこねこねしてもらいました


大忙し!

そのお団子を竹串につけておきます。これをあぶって食べるというわけです。


団子串づくり

子供達用にマシュマロも準備します。メガビッグマシュマロです(笑)。


食べるのが楽しみ

午後からいよいよかかしおくりです。かかしのみんな、役目は済んだのですが、焼いてしまうのは、なんだかかわいそうな気もします。


「空が青いなあ」

始まる前に、かかしを送る言葉、歌、踊りです。

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4月になわしろにたねもみを蒔きました。
たねもみどうしが かさならないように きをつけてまきました

5月にはしろかきをおこない、でこぼこなつちを たいらにしました。ぬかもまきました。たうえのまえにする とてもたいせつなじゅんびなので、ていねいにこころをこめて おこないました。

5月のたんぼのかんさつかいでは、たうえきの見学をしました。そのしくみがおもしろかったです。

5月そだったなえをたんぼに うえました。おなじ かんかくにうえるのが むつかしかったです。たんぼの つちの かんしょくが たのしかったです。

6月のくさとりでは 田んぼの草を足でふみました。手でもとりました。どろのかんしょくが きもちよかったです。

7月には、田んぼのまわりの生き物をかんさつしました。もりの中にたくさんトンボがいました。トンボはなかなかとまらないので、つかまえるのがむずかしかったです。カイコとか、シャチホコガとか、イトトンボのヤゴがいました。

8月にかかしをつくるときは、たけを十じにしてふくをかけます。一ばん上にあたまを つけます。かかしのかんせいです。

9月にはみぞをほって、水をながす すいろを作りました。ほっては水をながし、ほっては水をながしのくりかえしで すごくちからしごとでつかれました。くりがたくさん おちていました。虫くいのくりは少なかったけど、そのぶん ひろったくりから虫くいのくりを見つけるのがたいへんでした。くりもやいてみたかったです。

10月いねかりをしました。かまでかって、たばにして、おだにかけてほしました

11月 だっこくをしました。さいしょは あしぶみだっこくきで みをとったね。そしてとうみで ぐるぐるして、ごみをとったね。

かかしさん  すずめからお米を食べないようにみはってくれてありがとう

かかしさんのおかげでおいしいお米ができました 
かかりみんな きょうで かかしさんとおわかれです。

かかしさん ありがとう。 かかしさん さようなら。
みんなで かかしさん ありがとう。 かかしさん さようなら。
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踊りと歌は、「山田のかかし」と「アブラハムには7人の子」です。かかし送りを始めた頃に、とても寒かったので、踊って温まろう、といった経緯だそうです。


かかしを送る言葉

そして、火を起こして、焼き芋などが出来上がるまでは林の中でブランコ、ハンモック、ターザンロープなどで遊びながら、もぐもぐタイムを待ちます。


焼き芋、焼きリンゴ、焼ミカンはもちろん、手作り味噌も用意して頂き、大根、お団子も美味しかったです。ソーセージとマシュマロも好評でしたね。


早くおいしくなーれ!

片付けも肝心。子供達にはこういった機会も貴重ですね。


消えたかな?

最後に集合写真です。日も短くなって、あっという間に日没ですね。かかしおくり、たのしかったし、おいしかったですね。


お疲れ様でした!




2021年12月2日木曜日

11月3日、14日、21日、23日の活動〜脱穀・唐箕〜

脱穀、選別(唐箕)は、11月3日午前午後、14日、21日午前と23日午前で、29家族、子ども36人、大人33人が参加しました。冬至も近くなってきて、この写真は9:30くらいですが、太陽も低いですね。


当日の宍塚

稲刈りを先日しましたが、当然ながら、稲刈りをすればすぐに食べられるわけではなく、その手前にも作業があります。

脱穀は文字の通り、殻をとるわけですが、乾燥させた稲の穂先から籾を落とす作業です。そして唐箕という言葉には馴染みがないかもしれません。唐箕というのは、風力を利用して穀物を精選する農具のことで、作業としては選別、となります。「唐」という文字にもあるように、中国で発明されたようです。

まずは小田掛けに掛かっている稲の束を運びます。この日は人数もいたので、流れ作業であっという間です。こういったところにも、稲作が集団でやるもの、が表れていますね。


みんなで運びましょう

さて、脱穀です。脱穀も昔ながらの足踏み動力の機械をつかって作業をします。


足踏み脱穀機

では、実際の作業を見てみましょう。籾が引っかかる金属がついていて、足踏みの動力でドラムを回転させて、束になった稲を引っかけて脱穀します。この足踏み、タイミングが難しく、リズムよくやらないと止まったり、逆回転してしまいます。手を入れると怪我をしてしまうので、ネットを張っていますが、小さな子供は大人と一緒に作業です。


足踏み脱穀機の実際
これで全てが脱穀できるわけではないので、残ったものは手作業です。稲についているものを外してザルにいれて、籾だけが残るように丁寧に作業していますが、これが中々大変です。稲から外すのにもコツが要りますし、籾以外を取り除くのも、完璧にやろうと思うとキリがありません。

手作業は大人中心


手作業での脱穀、選別

そして唐箕での選別です。これも子供に人気の作業です。


唐箕

実際の作業は動画を見た方がわかりやすいですね。手回しの送風機で風をおこして、わらとか軽いものを飛ばし、ある程度の重さがある残った籾が下から出てきます。籾を入れる人、不要なものを集める人、出てきた籾を集める人、と分業制です。順番に交代してやりますが、これはほとんど子供達がやりました。大人は子供達が順番に色んな作業が出来るように声かけします。


唐箕の作業

最後に今日の作業の勉強です。機械作業が出てくるので、子供達も興味津々です。


お勉強タイム

この作業も11月で終わって、次はかかし送りです。ここまで見守ってくれた案山子さんのお疲れ様会ですね。


かかしもそろそろお役目おしまい!


2021年11月4日木曜日

9月26日、10月2、3、16、24日の活動〜稲刈り〜

いよいよ稲刈りです。

出張で田植えをしたつくば市山口の田んぼでは9月26日に9家族、子ども14人 大人11人 スタッフ4人で、宍塚では10月2日、3日、16日、24日にあわせて24家族 子ども35人、大人26人が参加しました。

私は出張田植えをしたので、出張稲刈り(作業については、ほぼ同じです)に参加です。


作業前の田んぼ

こうしてみるとかなり広くて、天気もやや心配な中でのスタートです。

まずは作業の方法について解説を聞きました。宍塚でやっている方法とは、稲を親指を上にして掴むか、下にして掴むかの違いがあり、それぞれ、メリット、デメリットがあるのでしょうけど、ここでは親指を下にして掴みます。


で、ひたすら作業です。刈る作業は手応えがありますし、目にみえて進んでいくので、子供達は一心不乱に作業を進めますが、この後の小田掛けに掛けるために束にして結ぶ作業が力や器用さが必要で中々大変でした。


刈り取った稲は小田掛けに掛けるのですが、組立作業はこれまた子供達に人気です。トンカチで杭を打つ作業が楽しいようです。


小田掛けの組立

動画もアップしておきます。


小田掛けに掛ける作業も、身長によっては大変ですね。


作業が終わって、とてもスッキリしましたね!達成感があります。


作業後の田んぼ

教の参加者で記念撮影です。雨が降らなくて良かったですね。


お疲れ様でした(^^)

この田んぼの近くには水路が流れていて、その水路で葉っぱで作った船を流したり、生きもの調べをしたり、子供達に人気でした。タイコウチ、という水生生物(タガメに似てますね)もいて、みんなでのぞき込みました。また、絶滅危惧種のシロイヌノヒゲも観察しました。


宍塚の稲刈りは、9月の気候のせいか、実るのが遅かったので、10月になってから稲刈りをしています。

昨年からサギなどの鳥ではない足跡が田んぼの中にみられるようになりました。5本の指です。ハクビシンかアライグマか。大きさなどからアライグマかな、と思いますが、何をしに子どもたちのたんぼにきているんでしょう。


16日には、農家のSさんが、谷津の中の田のコンバインでの稲刈りを終えたところだったので、コンバインの説明を子どもたちにしていただくことができました。あちこちの部分を開きながら、どのように、稲が刈り取られ、脱穀されて、藁は刻まれていくのか、教えてくださいました。コンバインの中を見る機会はなかなかないので、とてもありがたいことでした。

そういえば、つくば市郊外の田んぼで、飼料になる米の栽培をしている田んぼの収穫を見る機会があったのですが、子供達は釘付けになってみていました。


今年は雨が多いため、泥深く、足がぬけにくくなり、長靴が重くなって、なかなかたいへんな稲刈り作業に
なりました。でも、がんばって、1回ずつ、目標の面積を刈り終えることができました。田植えのときに名札をつけて植えた稲も各自収穫し、持ち帰っています。

さて、この後は脱穀となりますが、私達が味わえる近づいてきますね。かかし送りなどのイベントも楽しみです。

2021年9月30日木曜日

9月19日、20日の活動〜田んぼの整備〜

9月19日、20日の稲刈り準備作業の参加者は子ども26人、保護者17人でした。

1日目は大量の栗集め、イガ集め、鎌の柄の色ぬりなど 子どもたち奮闘してくれましたが、
2日目は栗は新たに落ちたものだけだったので藁細工用の藁の整理作業も行いました。各自1束ずつ、穂を除き、「しぶ」とよばれるよれっとした葉を除く作業をしました。そのあと栗を拾いました。

9月は天気の悪い日が続きましたら、私が参加した19日は天気に恵まれました。

快晴です

田んぼの様子はこんな感じです。稲穂がたれていますが、ここのところの天候不順で、例年よりは稲刈りは遅くなりそうとのこと。案山子もしっかり見守ってくれていますね。

もう少しで収穫!

この日のメインの活動は、田んぼの溝掘りです。稲刈りに向けて、田んぼから余計な水を排水するために、畦に沿って溝を掘り、水の流れ道を作っています。これはなかなかの重労働でした。


この日の作業ですが、鎌が田んぼに残ってしまうと足を怪我してしまうため、見つけやすくするために、鎌の柄に色塗りをしました。

黄色と赤で

ほとんどの鎌は右利き用で、こちらは赤で、左利き用は黄色にしています。

あざやかな色

栗がたくさん落ちていたので、栗拾いもしました。そのままにしておくと、悪くなってしまいますので。まさしく落ちるところ!の栗は見事ですね。

落ちる前に拾って!

みんなで分けて、それぞれの家でどういった食べ方をしたか、気になりますね。我が家では、去年、収穫したもち米が残っていたので、早速、栗おこわを作って、美味しく頂きました。

皮むきは大変

さて、次回はいよいよ収穫ですね。その後は美味しい季節が待っているので、楽しみです。



2021年9月4日土曜日

2021日誌(生きもの調べ・かかし作り後半)

 

秋が近づいてきました。

イネの穂もたわわに実り、稲刈りが楽しみです。


「生きもの調べ」と「かかし作り後半」の日誌です。


風が強い日、大雨の日などは、

「かかし、大丈夫だろうか?」と心配になってしまいます。

雨の日も風の日も、

わたしたちのイネを見守ってくれる「かかし」に感謝です。






2021年9月3日金曜日

8月9日、22日の活動〜かかしつくり〜

8月1日の朝、準備作業に9家族が集まりました。

地主さんから許可をいただいた2か所から竹を切り出し、長いまま広場に運んで枝を除き適当な長さに切り揃えます。 子どもたちもびっしりと働き、短時間で目標の竹をそろえることができました。

2家族は残ってかかしを作りました。8日も準備の予定でしたが雨天中止。

9日、朝からMさん親子が竹の根元を斜めに切る作業をしてくれて、スタッフOさんと、田んぼの周りに竹杭を設置し..準備完了です。

本番のかかしづくりは9日と22日午前に行いました。

コロナ禍で自主参加企画となりましたが、併せて22家族、子ども38人、大人28人が参加しました。

私が参加したのは22日で、太陽は照りつけていなかったものの、かなり蒸し暑く、木陰での作業でしたが、たっぷり汗はかきました。

木陰で作業

最初に、切り出してもらった竹から、自分好みの竹をチョイスします。イメージとしては、胴として使うものは太めで、腕、腰で使うものは細めで、といった感じでしょうか。

どの竹にしようかな?

竹を選んだら、準備してきた古着などの袖、ズボンの長さや大きさを考えて、竹を切り出します。ノコギリを使った作業は日常的にやるものではないので、これだけでも夏の工作になりますね。


次に、腕と腰の竹と胴の竹を組み合わせます。どうやって組み合わせるかというと、それぞれの竹に下の写真のよう四角い切り込みを入れて、切り込み同士をかみ合わせます。

竹に切り込みを入れる

切り込みの入れ方は、下記の動画を参照して下さい。竹に並行に切り込みを入れて(入れすぎると強度が弱くなる、折れるから注意する)、トンカチでトントン叩くと、ぱっくりと割れます。この作業は人気です。


切り込み同士をかみ合わせて、紐でしっかりと縛ります。このときに、前開きの服でなければ、服に袖を通しておきます。

切り込み同士をかみ合わせて縛る

腕、同ともに作業をするとこんな感じに仕上がります。なお、頭は事前に準備しました。私はビニール袋に新聞紙を詰め込んで、布でくるんで顔を描く、といった感じです。子供達に「顔を描いて」とお願いしたら「へのへのもへじ」を描いていました。

そろそろ完成

それぞれのかかしに個性があって面白いですね!

かかしを持って記念写真

さて、完成したら田んぼに持って行きます。

田んぼに移動!

収穫まで、しっかりと見守ってもらいましょう!

見守り、お任せを(^^)

そして、田んぼを見ると「実るほど頭を垂れる稲穂かな」といった感じになってきましたね。

収穫が楽しみ!

新型コロナウイルスの影響もあって、作業自体はいつもより短時間になりましたが、屋外で密な感じもなく、工具類も揃っていたので、番外編として弓矢を作ったりしています。

夏の想い出づくり

収穫時期までもう少し。実りの秋を楽しみに待ちたいと思います。