28日のかかし送り参加者は 子ども44人、大人39人、スタッフ5人合計88人でした。
当日は晴れていて気持ちが良かったですね。
私は係だったので、午前中から宍塚に行って準備です。主な担当は焼き芋の準備でした。火をおこすので、そこで焼き芋をするのですが、この芋も、宍塚の畑で育てたものです。その他、リンゴ、ミカン、大根も焼きます。新聞紙やホイルで包んで準備です。
お団子は、糠を除くため白米を洗ってほして、事前に、情報館にある宍塚の会が所有している製粉機で米粉にしておきました。田んぼでとれたマンゲツモチとうるち米の粉を、1:1でまぜて蒸して、あつめのビニル袋にいれて子どもたちにこねこねしてもらいました
そのお団子を竹串につけておきます。これをあぶって食べるというわけです。
子供達用にマシュマロも準備します。メガビッグマシュマロです(笑)。
午後からいよいよかかしおくりです。かかしのみんな、役目は済んだのですが、焼いてしまうのは、なんだかかわいそうな気もします。
始まる前に、かかしを送る言葉、歌、踊りです。
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4月になわしろにたねもみを蒔きました。
たねもみどうしが かさならないように きをつけてまきました
5月にはしろかきをおこない、でこぼこなつちを たいらにしました。ぬかもまきました。たうえのまえにする とてもたいせつなじゅんびなので、ていねいにこころをこめて おこないました。
5月のたんぼのかんさつかいでは、たうえきの見学をしました。そのしくみがおもしろかったです。
5月そだったなえをたんぼに うえました。おなじ かんかくにうえるのが むつかしかったです。たんぼの つちの かんしょくが たのしかったです。
6月のくさとりでは 田んぼの草を足でふみました。手でもとりました。どろのかんしょくが きもちよかったです。
7月には、田んぼのまわりの生き物をかんさつしました。もりの中にたくさんトンボがいました。トンボはなかなかとまらないので、つかまえるのがむずかしかったです。カイコとか、シャチホコガとか、イトトンボのヤゴがいました。
8月にかかしをつくるときは、たけを十じにしてふくをかけます。一ばん上にあたまを つけます。かかしのかんせいです。
9月にはみぞをほって、水をながす すいろを作りました。ほっては水をながし、ほっては水をながしのくりかえしで すごくちからしごとでつかれました。くりがたくさん おちていました。虫くいのくりは少なかったけど、そのぶん ひろったくりから虫くいのくりを見つけるのがたいへんでした。くりもやいてみたかったです。
10月いねかりをしました。かまでかって、たばにして、おだにかけてほしました。
11月 だっこくをしました。さいしょは あしぶみだっこくきで みをとったね。そしてとうみで ぐるぐるして、ごみをとったね。
かかしさん すずめからお米を食べないようにみはってくれてありがとう
かかしさんのおかげでおいしいお米ができました
かかりみんな きょうで かかしさんとおわかれです。
かかしさん ありがとう。 かかしさん さようなら。
みんなで かかしさん ありがとう。 かかしさん さようなら。
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踊りと歌は、「山田のかかし」と「アブラハムには7人の子」です。かかし送りを始めた頃に、とても寒かったので、踊って温まろう、といった経緯だそうです。
そして、火を起こして、焼き芋などが出来上がるまでは林の中でブランコ、ハンモック、ターザンロープなどで遊びながら、もぐもぐタイムを待ちます。
焼き芋、焼きリンゴ、焼ミカンはもちろん、手作り味噌も用意して頂き、大根、お団子も美味しかったです。ソーセージとマシュマロも好評でしたね。
片付けも肝心。子供達にはこういった機会も貴重ですね。
最後に集合写真です。日も短くなって、あっという間に日没ですね。かかしおくり、たのしかったし、おいしかったですね。
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