2020年11月7日土曜日

9月27日、10月3、10日の活動〜稲刈り〜

今回の活動は、いよいよ「稲刈り」で、9月27日、10月3、10日に実施し、子ども42人、大人24人が参加しました。


この写真は稲刈り前の田んぼですが、よく見ると穂の色が違いますよね。私の記憶が正しければ、左から、はまかうり(だった気がするのですが、調べてても出てきませんでした)、神丹穂(かんにほ)、緑米(みどりまい)です。

さて、実際に稲を刈るには窯を使うので、怪我をしないように気を付けながら作業しました。稲刈りは、刈っておしまいではなく、束ねて干して、までやらなくてはいけません。束ねて干して、は下記の写真のように、交互に重ねて縛っていきます。



どうして交互に重ねて縛るかというと、稲を乾かすために、小田にかけるから、ということです。またこうして穂を下にしてぶら下げると、茎に残った栄養分を穂に行き渡らせることもできるとのことでした。こうやって干してあるのを見ると、達成感がありますね。


稲刈りの後には、藁を使って縄も作りました。


最後に、宿題が出ました。名札をつけた稲を刈って、自宅に持って帰り、一つのタネ(稲)から、どれくらいのお米が出来るか、数えて下さい、とのことです。これもなかなか大変ですが、数えた後は、脱穀して食べるという楽しみが待っています。

そして、稲刈りが終わった後には、栗拾いも楽しみました、穴が空いている栗は虫に食べられているので、よく見ながらの収穫です。処理は大変ですが、栗ご飯が楽しみです。


稲刈りをした時期には、街中でセミの鳴き声も聞かなくなったころでしたが、宍塚の里山ではツクツクボウシが鳴いていました。秋の虫の代表、コオロギもいましたし、季節が進んだことを実感した稲刈りでした。