2023年6月17日土曜日

【5月の活動 その2】〜しろかきとサツマイモ苗植え〜

代掻き(しろかき:田植え前に田に水をいれ、泥を柔らかくして平らにする)は5月4日、5日、21日にのべ19家族、子ども33人、大人29人参加で行いました。田んぼの学校では人力でしろかきをしています。

私が参加した日は天気はよかったです。田んぼに水が入っていると、鏡みたいで綺麗ですよね。


代掻き前の田んぼ

 作業としては、はだしで田んぼに入り、泥の塊を踏みつぶして歩く、ととてもシンプルです。まずは田んぼまで移動して、長靴などを脱いで準備します。はだしになるのは慣れていない子供もいますよね。

はだしになって

さて、いよいよ田んぼに入るのですが、一歩目がスムーズな子供、どこから入る?と迷っている子供、そして、大人達が一番抵抗感があったかもしれないですね。

どこから入る?

そして、ひたすら足踏みです。まんべんなく、土が固まっているところ、雑草が生えてきているところ、とやっていきますが、なかなか果てしない作業です。

踏んで踏んで!

途中でカエルも様子を見に来ました。

邪魔かな?

途中から、鋤も準備して、慣らし作業をしましたが、力が必要で苦戦しています。

かなりの力が必要だね

そして、最後にこの日一番の盛り上がり、恒例(?)のかけっこです。思わず足がもつれて田んぼにダイブ!する子供はいませんでしたが、泥が跳ね上がるので、みんな泥だらけになります。

よーい、ドン!

4,5日は米糠をまいて、それをふみこみながら、田んぼを平らにしていきました。21日は田植えが近いので糠はまかないで、熊手で土をならしました。5日は子どもの日なので、泥のケーキ、おだんごなどお祝いのお菓子?を作りました。

作業の後は足を洗います。この日は水量も豊富で、洗いやすかったですね。

足を洗って!

最後にお勉強タイムです。田んぼでつかまえたオケラも観察しました。

お勉強タイム

オケラ!

また、21日の午後には、冬の行事用につるぐみ農園に7家族が集まってサツマイモの苗を植えました。会の狩野さんが畝つくりを完成させてくださっていたので、短時間で植えることができました。ニホントカゲ、コクワガタにもであえてラッキーでした。

代掻き後の田んぼ

2023年6月10日土曜日

【5月の活動 その1】田んぼの観察会

田んぼの観察会は、宍塚の会の定例行事としても開催されたのですが、田んぼの学校の子供達のために、5月13日、ときおり雨も降る午後、2回にわけて行いました。田んぼの観察会は、里山の外の田んぼを観察に行きました。12家族、子供21人、大人14人、スタッフ4人が参加しています。

いつもは里山の田んぼに集合ですが、今日は情報館に集合です。傘やカッパがカラフルですね。

雨、どうかなあ

最初に見たのは、お米の田んぼではなく、れんこんの田んぼ(という言い方でよいのでしょうか)です。


一面、緑だね

この一面を覆っているのは、ほとんどがアオウキクサ(種子植物)で、一部にオオアカウキクサ(シダ植物)になります。同じ浮き草でも、種子植物とシダ植物が混在しているんですね。


よくみると赤い浮き草がある!

そして、ちょうど田植えが終わった田んぼを見に行きました。この時期は稲が伸びていないので、水が鏡になっているのも美しいですね。

綺麗に田植えがしてあるね


田んぼについて講義中

ほとんどの田んぼは機械で田植えをするので、どうやって植えているか、その理由などについて説明がありました。

どこから植えているでしょう?

田んぼには水が豊富にありますが、水路についてもお話しがありました。宍塚は大池から水が流れてきますが、里山の外の田んぼは水路や地下水をくみ上げて水を引きます。水路の高さを調整して、田んぼに水を入れる水路、田んぼから水を出す水路、地下から水をくみ出すポンプなどを観察しました。地下水が豊富だと、ポンプがなくても、管を地中に刺すだけで水が湧き出たりもするようです。
水が湧いている!!

残念ながら、耕作放棄されている田んぼもあり、そういった田んぼについても話を聞きました。雑草だけでなく、木が生えているところもあり、米作りをやめてしまうと、田んぼに戻すのは難しい印象です。

最後に情報館で、見られた動植物、田んぼの水のこと、田んぼの役割など、学習のまとめをしました。



2023年6月7日水曜日

【4月の活動】〜里山探検〜

4月後半の活動として、里山探検を4月29日に実施しました。参加者は9家族、子ども20人、大人16人、スタッフ3人でした。

田んぼの学校の親子に、田んぼの水源=大池のそれまた水源である里山の自然と歴史に興味をもってもらおうと、「里山探検」を行いました。

コースは駐車場→重左エ門稲荷→つるぐみ農園→上高津貝塚→栗崎遺跡→ごとまき展望台→ワクワクの森→稲荷谷津湿地→コンちゃんの森→花火工場跡地の脇の道→ふれあい農園周辺の広場(子ども田んぼ)→宍塚大池→駐車場です。

上高津貝塚の芝生の斜面ではごろごろ転がって遊びました。目が回る、といいながら何度も挑戦。大人も楽しみました。ワクワクの森でおやつ休憩。稲荷谷津湿地ではまだ残っていたガマの穂で遊び、コンちゃんの森では23日に法政大の学生さんたちが完成させたシーソーなどで遊び、ふれあい農園そばでは、大きなカメノコテントウを観察したり、ポンプ井戸で水を出したり。

みんな最後まで元気で歩きとおしました。フジ、ヤマツツジ、アマコロなど美しい花々にも出会いました。
シーソー(^^)

いろいろな生き物がいるね

ゴロゴロ、気持ちいい!

2023年6月1日木曜日

2023日誌(里山探検)

 

里山探検の日誌紹介です。

春の里山で見つけた植物と生き物をダイナミックに描いてくれました〜





田んぼの学校生へ

田植えの日誌を募集中です。

ぜひ、写真やPDFでnaovega227@gmail.com(西川)まで送ってください。




2023日誌(たねまき)

たねまきの日誌紹介です。

みなさん、どろの中に入った感想を書いてくれました。

たのしかった子もいれば、

うごきづらいことが分かったという子もいます。

田んぼの学校の第一ステップ!

「どろの中に入る」というミッションはクリアできたようで嬉しいです♪


見つけた生き物の絵を描いてくれた子。

たねまきの様子を描いてくれた子。

カラフルな絵が並んでいます。