脱穀、選別(唐箕)は、11月3日午前午後、14日、
稲刈りを先日しましたが、当然ながら、稲刈りをすればすぐに食べられるわけではなく、その手前にも作業があります。
脱穀は文字の通り、殻をとるわけですが、乾燥させた稲の穂先から籾を落とす作業です。そして唐箕という言葉には馴染みがないかもしれません。唐箕というのは、風力を利用して穀物を精選する農具のことで、作業としては選別、となります。「唐」という文字にもあるように、中国で発明されたようです。
まずは小田掛けに掛かっている稲の束を運びます。この日は人数もいたので、流れ作業であっという間です。こういったところにも、稲作が集団でやるもの、が表れていますね。
さて、脱穀です。脱穀も昔ながらの足踏み動力の機械をつかって作業をします。
では、実際の作業を見てみましょう。籾が引っかかる金属がついていて、足踏みの動力でドラムを回転させて、束になった稲を引っかけて脱穀します。この足踏み、タイミングが難しく、リズムよくやらないと止まったり、逆回転してしまいます。手を入れると怪我をしてしまうので、ネットを張っていますが、小さな子供は大人と一緒に作業です。
足踏み脱穀機の実際
そして唐箕での選別です。これも子供に人気の作業です。
実際の作業は動画を見た方がわかりやすいですね。手回しの送風機で風をおこして、わらとか軽いものを飛ばし、ある程度の重さがある残った籾が下から出てきます。籾を入れる人、不要なものを集める人、出てきた籾を集める人、と分業制です。順番に交代してやりますが、これはほとんど子供達がやりました。大人は子供達が順番に色んな作業が出来るように声かけします。
唐箕の作業
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