2026年1月21日水曜日

正月行事と修了式

 1月12日、田んぼの学校では、正月行事と修了式を行いました。

10日と11日に係の親子が集まって、食材、道具の準備、垂れ幕作りなどの準備をし、お米などを各自持ち帰りました。

当日は、水につけた米などを持って集合し、7時半すぎから作業を開始しました。

2日前から強風が吹き、当日も風速4~5mとの予報のため、焚火は中止し、竃の中だけで慎重に火を扱うことにしました。


宍塚では、正月の伝統行事がたくさんありますが、その中で、正月飾りをもやす「とりほい」、自分の使う田んぼに新年の挨拶をする「一鍬」、紅白の餅をついてナラの枝につけ、五穀豊穣を願う「ならせもち」の3つに取り組みました。

10時前、参加者がほぼ揃ったところで 子ども田んぼの前に集合し、「一鍬」をしました。

「今年もよろしく」と田んぼにお願いする行事なので、子どもたちはそれぞれの今年の願いを書いた短冊を田んぼの前に下げました。

勉強をがんばりたい、などの他、栗がたくさん実るように、など楽しい願い事が書かれていました。

係の子たちが田んぼへの挨拶の言葉を述べたあと、2人の子が鍬で土を耕す動作をし、御散供(おさご)=米を田んぼに撒きました。そのあと、餅つき歌の手遊びをしました。


焚火の代わりにドラム缶の竃で正月飾りを燃やして「とりほい」の代わりとしました。

薪を燃やして、お湯を沸かし、秋に収穫して保存しておいた薩摩芋を、一部は茹で、一部は焼き芋にして、午前中の皆のおやつにしました。


餅は、臼で4回(14kg分)搗きました。

ならせ餅用の赤い餅と白い餅は餅つき機で各1回搗いて丸めました。使ったお米は全て田んぼの学校で育てたマンゲツモチ(白い餅米)とベニゾメモチ(赤い餅米)です。

餅米が蒸しあがると、2本の杵をで力を入れて押すようにして米粒をつぶす作業をします。

この過程が餅つきの要。

粒がつぶれてきたら、まず大人と力持ちの子が、重い杵で餅を搗きました。

餅の真ん中にうまく杵を落とすとペッタンといい音がします。

およそ搗けたところで、子どもたちが、軽い杵で順番に搗き、最後に幼児がとても小さな杵で搗きました。

出来上がった餅は係の方たちが、大きなボールにうけてどんどん丸め、餡、きなこ、おかかと海苔、ごま 大根おろしの容器に入れていきました。

手際よく皆さんで働いたおかげで、12時ごろには、雑煮も出来て、昼食会を始めることができました。

この地域の伝統的雑煮は、ネギと鶏肉の具で鰹節、醤油味です。


餅をおなか一杯食べ、雑煮も食べきったところで昼食会を終え、エノキの前の広場に全員が集まって修了式をしました。

係の子たちのリードによる言葉のあと、嶺田校長、森本理事長からの挨拶がありました。

そして、用意したナラの枝に餅をつける「ならせ餅」をして、皆で再度集まり集合写真を撮りました。

春から頑張った賞として、実ったお米と今日余ったお餅も配られました。


係の人、残れる方たちが、煤だらけになった釜や鍋を洗ったり、ごみの分別をしたりして、2時すぎにはすっかり片付けることが出来ました。

風が心配でしたが、さほど吹かず、今年度最後の行事を無事に終えることができました。

皆さま、ご協力ありがとうございました。

当日の参加者は、21家族、子ども34人、大人28人、スタッフ4人合計66人でした。