2022年1月14日金曜日

12月11、12日の活動〜藁細工教室〜

 コロナ禍で昨年は藁を配るだけで実施できませんでしたが、今年は宍塚公民館をお借りして、藁細工教室を行うことができました。田んぼの学校生のほかに一般応募者も多く、当初2回でやるつもりを12日の開始時間早めて3回実施にしました。例年教えていただいている地元のSさん、田んぼ学校で藁を準備してきた江原さんのほかに会員の皆さんに応援してもらい、大勢受け入れられるようにしました。参加者はあわせて32家族、子ども46人、大人36人、スタッフ9人でした。


 田んぼの学校の、いちばん北の区画で育て、8月に刈り取って干した美しい緑色を帯びたきれいな藁を主に使い、収穫後の藁も、クリスマス飾りなどに使いました。藁綯いは、足で、起点を抑えながら両手をすりあわせて行います。2束の藁をそれぞれより、そのよりが戻る動きで、二束ががっちり組みあい、綯えるものなのですが、なれないと、2束が一緒になって手を放すと、よりがもどってしまったりします。でも文字どおり手とり足取りの指導で、皆さん上達していきました。できるようになると楽しいので、何本もの縄を作った人もいます。後半は10本ずつの藁束3つをあわせたしめ縄(ごぼう締め)に挑戦しました。



 小さな子どもたちは、藁を切って、モールで2本ずつを束ね、星の形の飾りを作りました。綯った縄を丸めてリースを作った人たちもいます。片付け、掃除まで、子どもも大人も集中してしっかり学び、働いたわら細工教室でした。


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