植えが終わったことを「田の神」に感謝し、イネと人の無病息災、秋の実りを願い、お互いをねぎらってご馳走を食べる伝統行事です。
6月1日の昼に実施しました。
前日雨だったため、運動会が1日に延期になった学校が数校あり、予定より人数が減りましたが、19家族、子ども31人大人29人とスタッフ4人合計64人の参加でした。
担当係の家族とスタッフが食材などを分担してもちより、当日は朝から準備をしました。
子どもたちは、田んぼの前で行う「式」のために、垂れ幕を分担して作って竹竿にさげ、子ども田んぼの前に設置しました。
一方で調理も進めました。
11時半ごろ、参加者が揃い、「ご馳走」もできあがったので、子ども田んぼの前に集まって「さなぶり」開会です。
係の子どもたちが、分担した言葉を大きな声で述べ、垂れ幕に書いた言葉は全員で唱和しました。
「みんなでたうえをがんばった」「あらしにもびょうきにもまけないで」「子どももイネも元気に育ち」「秋にはお米がざっくざく」。
地域の伝統に従って、36本の苗をのせた箕を2人の子が、田んぼにむかって掲げました。その後、ふれあい農園奥の「広場」に移動して全員で「ごちそう」を食べました。
「さなぶり」の献立は「特製ちらし寿司」、豚汁、スイカでした。
ちらし寿司は、昨秋収穫したベニゾメモチを入れて、少し赤く色づけた寿司飯の上に、蒸し鶏、炒り卵、きゅうり、もみのりを載せます。
子どもが参加しやすく、大人数の料理が短時間でできて、田んぼの学校で作ったお米も使えるということで、恒例となった献立です。
今回も卵70個を1個ずつ割って、まぜ、炒り卵にするところ、蒸し鶏を小さく割く作業などで、子どもたちが活躍しました。
スイカは、毎年阿見町産のものをJA売店を通じて予約して購入しています。
今年は特大の1個を切り分けましたが、甘くて好評でした。
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