10月に稲刈りをし、オダに干していたものを取り込んで、脱穀、選別する作業を11月2日の午前と午後、3日の午後、15日午前の4回に分けて行いました。
予定の9日だけは雨だったので15日に延期しましたが、無事終了することができました。
参加者は20家族、子ども32人、大人29人、スタッフ2名でした。
田んぼの学校では、足踏み脱穀機と手作業で脱穀し、ふるいと唐箕(とうみ)で選別をしています。
足踏み脱穀機はペダルを踏み続けてVの反対向きの金具がついたドラムを回転させ、そこに、稲束の穂を当てると籾が外れていくしくみです。
手が巻き込まれないように注意する必要があります。
大人と子どもが組み、おもに大人がぺダルを踏み続けて、子どもが、穂の束を持って回転させましたが、ペダルを踏み続けた子どももいました。
今回、子どもたちは、落ち着いて取り組み、安全に作業をすすめることができました。
脱穀しきれなかった穂は手で籾(もみ)を外します。
ふるいでおよそ藁屑(わらくず)をのぞいてから、唐箕(とうみ)にかけます。
子どもたちが、籾(もみ)を上から入れる役目、ハンドルを回して中に風をおこす役目、周りに飛び散る籾(もみ)やごみを掃除する役目を交代しながらすすめていきました。
種まきから始まるイネ作りの作業の中で、毎年子どもたちに、一番人気なのがこの、脱穀選別作業です。
他では使うことのない道具を使えるようになり、やりがいがある作業なのだと思います。
今年の子どもたちも積極的にとりくみました。
選別まで済んだ段階で気づくのは、昨年から目立つ、中身のない籾(もみ)の多さです。
暑さが続いたため、10月の稲刈りの頃まで新たな穂が出て花がさき、稲束の暈は大きくても、まだ実っていない穂が混ざったのです。
籾(もみ)摺り精米後の米の量が子ども田んぼを始めた2012年ごろと比べてだいぶ少なくなったと思います。
今後、品種の変更など考えなくてはならないかもしれません。







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