2015年1月30日金曜日

2014 年度田んぼの学校 参加者アンケート

(五斗蒔だより3月号から転載)


2014 年度田んぼの学校
参加者アンケートから

☆   全体を振り返っての感想、今後にむけての意見・田んぼの学校では稲作の最初から最後まで、一年を通じて体験できるのがとてもいいところだと思います。小学校でも田植えや稲刈りの行事がありますが、年に一度どちらかをやるだけなので、田んぼの学校のように、お米ができる大変さが伝わらないと思います。毎回様々な行事で親も子どもも楽しませてもらいました。本当にありがとうございました。
☆  小さい子が多く、活気が出てよかったと思います。田んぼの学校の資料など、HP からダウンロードできるようなものを作っておくと良いかもしれません。
☆  土浦に引っ越ししてきてから今回のような機会を色々と探していました。私が子どものころ、暗くなるまで遊んだ所のような、昔懐かしい里山で子どもたちと農作業をしたり、遊べ、とても良い経験になったと思います。自然の中にいるときの子ども達の生き生きした顔が印象的でした。大変お世話になりました。修了証もありがとうございました。
☆  お米ができるまでの稲の成長を見たり、伝統行事を体験することができてとてもよかったです。また、子どもにさまざまな仕事をさせるのも良いと思いました。子どもって結構働くものなんだなあと思いました。しめくくりに修了証をいただけて、うれしかったです。皆さまのおかげで楽しく田んぼの学校で過ごすことができました。ありがとうございました。
☆  一年を通して四季折々の遊びや収穫ができて、親子で楽しい時間を過ごせました。今まで知らなかったことを教えてもらい、土浦郷土カルタや学校での郷土の調べ事で役立ちました。
☆  改善点は今思いうかびませんが、子どもが楽しんでできていること。また来たいと思っていることが大切だと思います。親も楽しめました。一年間ありがとうございました。
☆  学校や保育園の行事と重なり、残念にも出られなかった作業もありますが、いやな顔せずに迎えていただいて助かりました。また脱穀では、昔の機械が実際に使用している所を見られて親子ともども興奮しました。ぜひ長く現役でいてもらって、おおぜいの子どもにみてもらいたいです。さらに、里山という、身近にあって、大変貴重で素晴らしい自然を教えていただいて楽しかったです。一年間お世話になりました。 ありがとうございました。

by K.Ab

2015年1月12日月曜日

1/12(祝) ならせ餅

(五斗蒔だより2月号から転載)

ならせ餅の日の子ども達

 1 月12 日、快晴。7 時20 分、まだ登ったばかりの低い太陽の光を真正面に受けて出発。久しぶりに冬の宍塚に向かいました。
 10 時近くになって着いた宍塚では、穏やかな陽差しの中でもうかまどの煙が上がっていました。受付の少女も、かまどの前の少年も、小さいころからこの里山に通っている人たちです。小屋の前のテーブルにも、かいがいしく働くお母さん達の間にお餅を丸めたい子ども達が待っていました。
 くるみの木の広場では、大人が仕掛けてくれた木と木の間の綱をアスレチック風にすべり下りる姿が見られました。驚いたことに、男の子も女の子も6歳よりはみんな小さい様でした。しかも、綱を体に巻いてもらうのではなく、自分で片足を綱の輪にかけて下りていました。ブランコは太い丸い竹をすわる台にしたもので、やや斜めに揺れるものでしたが、脚が地に着かない子もよじ登ってゆらしてもらっていました。
 やや高い所の林の中からは、落ち葉の積もった斜面をすべり下りているもう少し大きい男の子達の元気な声が聞こえてきました。幼少のころからお馴染みの小学生の兄弟は、切り下ろしてもらった小枝の多いならせ餅用の大きな枝をひきずって運んでいきました。みんな生き生きとして可愛い姿でした。
 何やら楽しい笛の合図でクルミの木の下に集合したら、子どもも大人もかなりの大人数でした。ペッタン、ペッタン、ペッタンコと餅搗きの手遊びを習い、じゃんけんで一列の列車になって大人も子どもも楽しく小屋のそばの広場に移動しました。ならせ餅の由来も神妙な面持ちで聞き、食べることも大切と知りました。(Ehaさんがならせ餅の意味を解説してくれました)
 食べる用意をしてから、まだ少し時間がかかりそうと分かると、何と、何人かの子ども達は栗の木に登りならせ餅になっていました。
 よく遊んだので食欲も旺盛。あんこ、きなこ、のり、くるみあんのお餅をあっという間に平らげ、すぐにおかわりの行列ができました。それでも、大人がまだ食べてないと知ると、お皿とお箸を持って静かに並んで待っていました。これも可愛い姿でした。野菜の入ったお雑煮もしっかり食べ、健康な体を作るという目標はみんな合格したでしょう。
 餅搗きも楽しく体験していました。自分にあった小さい杵で搗いた子も、もう一度並んで大きい杵に挑戦し、大人に助けてもらっている姿もよかったです。
みんなが色々満足してから、それぞれの家族が、紅白のお餅で、ならせ餅の枝を作りました。(やっと家族の面々がわかりました)
 感心したのは、それから片づけに入ったお父さん、お母さんを待つ子ども達です。どの子も自分が気にいった遊びを疲れも見せず繰り返していました。小さい子より上手に出来た男の子は、もう2 年もここに来ているから、と嬉しそうに話してくれました。
 いつも思うことですが、大人達がみんなで季節の行事を大切にして取り組んでいる姿を、子ども達は遊びながら体で感じ学んでいるのです。そしてここでの体験を自信につなげることができるのです。今日もその姿をたくさん見ることができました。楽しく豊かな一日でした。

by Y.Oo



2014年11月22日土曜日

2014.11.22 田んぼ塾会議議事録

(五斗蒔だより2015年1月号から転載)

田んぼ塾会議議事録
日時:2014年11月22日 14時-16時
場所:里山情報館
出席者:7名
1.今年のイネが不作となった原因について
・今年は田んぼにヒエが繁茂した。稲の生育が悪くヒエがはびこった所では、ヒエを好むイナゴが、ヒエを食べ尽くして更にイネも食べてしまう。
・ヒエが繁茂した原因は、次の三点が考えられる。①窒素固定のために蒔いたクローバーが繁茂し、田植え前に他の草が抑制され、田んぼに敷いた草の量が少なかった。②イグサの根が邪魔をして、イネの初期成長が遅く、ヒエの方が成長した。③出穂後に田に足を踏み入れるとイネの根を傷めることから、田んぼに入ってヒエを抜くことは避けていた。
・来年の対策としては、田植えの時およびイネの成長期に(出穂後であっても)、極力、ヒエを抜き取る。今年はヒエの種が多く落ちているはずなので、大変な作業になると予想される。また、慣れていないとイネとヒエの見分けが難しい。

2.2015年度のイネ栽培のために準備する種モミ量について
・作付け面積を今年の2倍にすることと、種まき用の新規刻印具の種間隔から、種もみ数を算出。さらに、これまでの発芽率実績に鑑みて、種もみの蒔き数を調整する。
・温度、日程及び水換えの手間を省くために浸種処理は行わず、苗代の水調整で対応する。

3.「非湛水型不耕起自然農イネ栽培の手引き」(草案)の検討
・これまで宍塚で検討された非湛水型不耕起自然農イネ栽培の手引きの草案ができた。
・これを読んだ人が、同栽培方法で、一通り作業できるようになることがねらい。
・外部の方の反応も見ながら、今後もアップデートしていく。

4.「宍塚自然農塾」への参加呼びかけ文の検討
・非湛水型不耕起自然農イネ栽培を中心とした宍塚自然農塾を構想中。

5.温度ロガーによる気温・地温の計測結果について
・地温測定のため、データロガーを複数個地中に埋めていたが、無くなっていたり、袋が破られているなどで十分な測定ができなかった。カラスの仕業か?!

6.次回田んぼ塾会議は、勉強会も同時開催で、1/24(土)14:00~です。
 次のお二人が話題提供してくださいます。乞うご期待!
 菊地さん:(仮題)雑穀について
 江原さん:(仮題)縄文人からのメッセージ




2014年8月9日土曜日

今年の案山子

ミソハギ(禊萩)が咲く、ふれあい農園付近

8/2に田んぼの学校のこどもたちが作った案山子がずらっとお出迎えです。



2014年4月13日日曜日

2014年度開校式と種まき

 4月13日午前 田んぼの学校の今年度の開校式と種まきが行われました。



 子どもたちおおぜい集まり、種まきも予定より早く終わりました。




2014年1月13日月曜日

2014年1月13日(月・祝) ならせ餅

 1月13日、田んぼの学校中心にならせもちの行事をしました。ならせもちは地域の正月の伝統行事で、1月14日に黄白の餅をつき、楢の枝にさして土間の入り口付近に臼をさかさにしたものに結び付けて立て、19日に枝からはずして20日から食べるというものです。無病息災、豊作祈願などの意味があります。

 朝、現地につくと、もう、へっついや薪運び、火の世話、水くみなど初めていてくださった方々がいて、その後もスタッフ、田んぼの学校の人たちが続々と集まってきました。 全部でスタッフ14人、参加者大人23人、子ども47人合計84名という大勢が集まり、田んぼの学校校長先生の嶺田さんが中心になって田んぼ塾産のまんげつもち2臼、朝紫入りの赤いおもち1臼、合計3臼のもちつきをしました。
 若い遊び指導者2人がきてくれたので、おもちの待ち時間に子どもたちは大勢で力いっぱい遊びました。そして幼児まで、杵でお餅を搗く経験をしました。

 おもちは、お母さんたちがどんどん丸めて、きなこ、あんこ、からみ、それに宍塚地域伝統のお雑煮(かつおぶしだし、醤油味で、ねぎ、鶏肉、油揚げ入り)でたべました。
 子どもたちはEさんからならせもちの説明もしっかりとうけてコナラの枝を伐りとり、丸めた紅白餅をそのコナラの枝にさして持ち帰りました。

 最後に今年度の田んぼの学校にしっかり来てくれた子どもたちに嶺田校長先生から修了証が授与され、子どもたちの記念撮影をして解散しました。


 解散後も30分くらい遊んで行く子たちもいました。とても楽しかった、とみなさん喜んでくださいました。スタッフとして活躍してくださった皆様ありがとうございました。
by Ab


2013年12月7日土曜日

2013.12.7(日) 案山子送り

 田んぼの学校主催の案山子送りをしました。8月に作って田んぼに立てた案山子を燃やして天に送り出す行事です。よく晴れて暖かく、風がなく、案山子送り日和です。12時半ごろから準備にも子どもたちとおやごさんが集まり始めました。食材を洗って切ったり、ホイルで包んだり、子どもたちがすすんで仕事をしてくれました。
 1時半ごろ、会場の広場で、子どもたちはかかしに送る言葉を短冊に書いて、立てられた枝にかけました。
 それから山田の中のかかしをOさんのハーモニカに合わせて歌い、Oさんがオーマイダーリンクレメンタインを奏で、そのあと、案山子たちに送るアブラハムの踊りをFちゃんのリードでおどりました。そして、Eさんが案山子をおくる祝詞を朗々とあげました。
 それから、案山子に火をつけて燃やしました。枯草などをくべて火を絶やさないようにしながら、ホイルに包んだ食材を投げ込みました。いろいろなものがほどよく焼けるまで子どもたちはしばらく遊びです。遊び指導に来てくれた若者たちと、3時すぎまで子どもたちが遊んでいる間に、大人は蒸した団子の種を篠竹につけたり火の番をしながら食材の焼け具合を確かめました。

 そして、3時過ぎに、全員が火の回りに集合し、食べました!
焼きミカン、焼きリンゴ、焼き大根、焼きかぶ、焼きいも、それに篠竹につけて火にあぶった篠竹もちとマシュマロ。とろけたマシュマロをはさんで食べるためのクッキーを持参した親子もいました。ピーマンを持参して篠竹につけて焼いた子もいます。お汁粉も食べ、おなか満杯。陽が沈みかけた4時ごろ、火もだいたいおさまり、無事案山子送りは終了しました。
 会場つくりで何人ものかたがたが事前に草刈や整備をしてくださいました。ご協力ありがとうございました。
by Ab